子犬の空輸について

子犬の空輸について
空港での子犬の受け取りに付いて不安を感じる方が多いため、簡単にその受け取り方法について説明していきます。

当店でお求めいただいた方には、個別にメールにて受取場所案内を差し上げております。
空輸で空港にて受け取る場合でも、陸送でお近くの配送センターでお受取になる場合でも、「どこで受け取ればいいのやら…」ということにはなりませんのでご安心ください。
ここでは受取方法を含め、一般的な情報提供を目的として書かせていただいております。



空輸・陸送の選択基準および一般的な注意事項

ワンちゃんの始めての旅行は、一番負担が掛からない方法を飼い主さんと相談して決定します。

狭いカゴに入れられている時間はどちらが短いか?距離は?温度は?など子犬の負担を考慮しつつ空輸か陸送かを総合的に決定します。

空輸の場合、飛行機の飛んでいる時間が日本全国ほとんど1時間程度。時間的には陸送に比べて負担が少なく済むはずです。子犬の負担を考えると近場以外はなるべく空輸にて対応するようにしております。

子犬は飛行機で空を旅する場合、客室と同じ温度・湿度・気圧にきちんと空調調整されたワンちゃん専用のスペースで快適に運ばれますのでご安心ください。
(たまに犬を段ボール箱に入れて運ぶなんて何事だ!って人がいますけど…これ完全な誤解です。)

空輸の場合で直行便が飛んでない時は、乗り継ぎ便を利用することもあります。
乗り継ぎ時間は2時間以上を空けないとなりません。総時間を陸送と比較して決定します。なおこの場合でも、運送費は変わりません。


空輸における受け取りの案内

空輸と決まった場合の受け取りの簡単な流れは次のようになります。
ご希望の受け取りの日時を確定いたします。 (つまり子犬のお引渡し日ですね)
到着便と受取場所をご連絡いたします。

到着後、各航空会社の貨物ターミナル内の「専用カウンター」での受け取りとなります。
(空港におけるお迎えとなります)
飛行機の到着後、子犬が専用カウンターに到着するまでに、約30分~40分ほどかかります。
(空港の込み具合にもよりますが…)飛行機の到着後、30分~40分後のお迎えがベストでしょう。 



一般的な空港の貨物受取までの流れ


たいていは空港付近の看板でわかるのですが、具体的な行きかたについては、事前に受取場所の空港に電話で聞いておくのがベストだと思います。
もちろん貨物ターミナルは同じ空港内にあるのですが、大きな空港の場合、旅客ターミナルと貨物ターミナルとが離れている場合も多いです。その場合は直接、車で貨物ターミナルに向かうようにしてください。また、羽田空港などでは周回バスが出ておりますので、車以外でお越しの方はこちらをご利用ください。

貨物ターミナルに行く途中、貨物ターミナルゲートに到着します。
車を降りて、ゲートにて名前、連絡先、行き先(ANAやJALと記入)などの必要事項を記入します。
そして、免許証などの身分証明書を提示して入場許可証を受け取ります。(帰るとき返却します。)
ここで、念のために係の人に子犬の引き取りの場所を聞いておくのがよいでしょう。
JALおよびANAの便名を言って、子犬を引き取りにきたことを伝えれば、詳しく教えてくれます。

ゲートを過ぎ、いよいよ貨物ターミナルの中に入ってきました。
受け取る航空会社(JAL、ANA)のマークを目印に貨物ターミナルの中を進んでください。
それぞれの航空会社受取場所の前には駐車場があるので、そこに車を止め、建物内部に入ります。

貨物引取り所に付いたら到着受付の人に、「子犬を引き取りにきたのですが」と伝えてください。
(発送受付ではなく到着受付のカウンターです。)

あとは名前と引き取り便名を言って、書類に署名をします。
身分証明書がここでも必要になってきます。
身分証明書がないと引取りができないので、必ず持参するようにしてください。

引き取るときに係の人と子犬のチェックをします。
健康には細心の注意をはらっておりますので問題はないと思いますが、念のため何かありましたらプチドッグまですぐにご連絡ください。
  子犬は長旅で疲れていますので、まっすぐに家に帰ってください。
運転は人間の赤ちゃんが乗っているときのように、慎重にお願いします。
特に子犬は前後に揺さぶられるのに弱く、ひどい場合には吐いてしまいます。
空港から家まで2時間以上かかるような場合は、途中で車を止め休憩してあげてください。
子犬は疲れているので多少甘めのアクエリアスやポカリスエットを、キャップに注いで飲ませてあげるのがよいでしょう。
(疲れているときは血糖値が下がっているので、多少甘めのものがよいのです。)

また、帰りに病気の感染の原因となるような場所、特にペットショップには絶対に寄らないでください。
子犬がウンチやオシッコをしているかもしれませんので、ゴミ袋・ティッシュ・トイレシーツなど持参しておくと便利です。